史上最強のツール「紙とペン」
こんにちは。最近ルイボスティを意識的に飲んでいる大久保です。
今日は、思考整理における「紙とペン」の話をしたいと思います。
なぜ紙とペンが最強なのか
自分の考えを整理するとき、パソコンよりも紙とペンのほうが優れていると感じています。
キーボード入力には一定の操作習熟が必要で、ワードやエクセルを開いて打ち込む動作には小さなハードルがあります。一方で紙とペンは、思いついた瞬間に書き始められる。図を描いても、矢印を引いても、余白に走り書きしても自由です。直感的に書き出し、考えたいことをそのまま表現できるというのは、実は非常に強みです。
ノートはA6とA4で使い分ける
これまではA6サイズのメモ帳を持ち歩いていましたが、最近はA4の大きなノートも持ち歩くようにしました。
理由は、物理的に手や腕を大きく動かすこと自体が、思考の整理に良い影響を与えるからです。ホワイトボードに書き出すと考えが整理されやすいというのも、同じ理由からきていると思います。
使い分けのルールはシンプルです。
- 基本的なメモや簡単な整理 → 小さいノート(A6)
- 難しく、込み入った問題 → 大きなノート(A4)
問題の複雑さに合わせてツールを変えるだけで、思考の質が変わります。
書き始めるパターン:○(円)と矢印から
ペンを手に取ったとき、どこから書き始めるかは人によって違うと思いますが、僕はなぜか○(円)と矢印を描いて始めることが多いです。
アイデアや要素を円で囲み、関係性を矢印でつなぐことで、頭の中にある曖昧な輪郭が少しずつ形になっていきます。
洗い出しや整理の段階に進むと、格子(マトリクス)やX軸・Y軸の図を使うことが多いですが、それはあくまで「考えが出揃った後の工程」。最初の発散段階では、○と矢印の自由な走り書きが合っています。
問題が複雑になるほど、シンプルな道具が力を発揮する
今後、世の中の問題はますます複雑になっていきます。
そういった状況でのブランディングには、「難しい問題を詳細まで把握した上で、難しいことを簡単にする力」が問われます。複雑な現実を正確に理解しながら、それをわかりやすく整理して伝えること——その重要性を日々実感しています。
ツールの多様化が思考力を奪う危険
一方で、詳細な分析が可能なデジタルツールが次々と登場し、管理画面は頻繁に変わり、機能もどんどん多様化しています。
便利なことは良いことですが、「手段」に意識を奪われると、思考力が低下しやすくなるというリスクがあります。ツールの使い方を覚えることが目的化してしまい、本来考えるべきことが後回しになる——その状態に陥っていないか、定期的に確認する必要があります。
だからこそ、複雑な問題に直面したときこそ、いったん画面から離れて紙に書き出す。その習慣が、長期的な思考力の維持につながると思っています。
紙に書き出し、力強いブランドをつくる
デジタルツールがいくら進化しても、思考の起点は変わりません。紙に書き出し、手を動かし、自分の言葉で問題を整理すること——それがブランドをつくる仕事の根幹だと感じています。
今後もより一層落ち着いて、紙と向き合いながら、クライアントの力強い企業づくりに貢献していきたいと思います。
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